こんにちは ねこの静六です。
2020.6月は沢山のジェネリック医薬品が新規登録されました。
具体的には2020.7月30日時点で下記の先発品薬剤のジェネリックが販売されています。
- セレコックス(100mg1錠=69円、200㎎1錠=106.3円)
- メマリー(5mg1錠=134.7円、10mg1錠=240.1円、20mg1錠=429.5円)
- レミニール(4mg1錠=96.9円、8mg1錠=172.8円、12mg1錠=217.6円)
- ザイザル(2.5mg1錠=64.5円、5mg1錠=82.5円)
- アボルブ(0.5mg1カプセル=214円)
- ザルティア(2.5mg1錠=105.8円、5mg1錠=206.6円)
- ゼチーア(10mg1錠=173.2円)
- ウリトス、ステーブラ(0.1mg1錠=87.7円)
※黄色線は1錠・カプセルあたりの薬価(薬局や病院でもらう薬の値段です)その他調剤料などの費用もかかってきます。
実際には健康保険が利くので3割負担だったりするので値段がわかりにくいですが、先発医薬品はものすごく高いです!
しかし、自分が服用している薬をジェネリックに変えてほしいと中々言い出せない人もいると思います。それには
- ジェネリックが存在する薬なのかわからない
- ジェネリックがあれば薬剤師から言ってくれるだろう
- ずっと飲んでいるから特に言い出すきっかけがない
といった理由が薬の説明をしているときに患者さんから私はよく聞きます。言い出せない方に知ってもらいたい事としては、ジェネリック医薬品は薬局にとっても在庫する薬剤費を下げられるので積極的に取り入れたいと考えています。ですので
- 自分のため
- 国(自分の税金)のため
- 薬局の為にもなる
と思って気軽に薬剤師に相談していただければと思います。もちろん薬剤師からも積極的にご提案いたします。
今日のテーマのジェネリックがあるかどうか調べる方法ですが
日本ジェネリック製薬協会のHPで簡単に調べられます。
先ほど新規に発売されたジェネリックの所に記載したメマリー錠20mgを例にして調べてみました。
①日本ジェネリック製薬協会の「かんたん差額計算」の画面を開けて薬品名を記入し検索をクリック
②調べたい薬品・1日あたりの服用数・処方日数を入力し計算をクリック
③結果が表示される
28日あたり薬剤の費用だけで7,445円も変わります。凄い!
無料で使用できますし、ジェネリック医薬品についても詳しく解説されています。ジェネリックを検討されている方は日本ジェネリック製薬協会のHPは良いと思います。
私自身薬をもらう場合、薬剤師としての立場でもジェネリックを積極的に取り入れています。少しでも早く、新しいジェネリックが出ている事を皆さんに知ってもらえればそれだけ家計も国の財政にも優しくなると思います。
今日もありがとうございました。
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