初心者ガーデニング。タイツリソウの育て方。鯛の様な花形が面白く、日陰なら栽培も簡単です。

ガーデニング

こんにちは ねこの静六です

今日は3月から園芸店で販売が始まるタイツリソウ(ケマンソウ)について書きたいと思います。書籍で花を初めて見た時からとても興味がありました。花の雰囲気でなんとなく難しそうだなと思っていましたがとても簡単に栽培できたので是非今回紹介したいと思います。

タイツリソウ(ケマンソウ)の基礎データ

  • 科名:ケマンソウ科 
  • 園芸分類:草花
  • 原産:中国から朝鮮半島
  • 形態:多年草(夏以降に地上部が完全に枯れて休眠する。植わっている事を忘れないように!
  • 草丈:40cm~60cm位
  • 開花期:4月~5月
  • 耐暑性:あまり強くない
  • 耐寒性:強い
  • 日照:半日蔭~日陰(最近の日本は暑いので日当たりが強すぎると葉が黄色くなって早く枯れてしまいやすいです。
  • 特徴:ほとんど手がかかりません
  • 水やり:乾燥させすぎず、どちらかと言えば少し湿り気がある方が良いです。
  • 理想的な植え場所:日当たりが良すぎるよりはあまり日が当たらない場所の方が良いと思います。(明るい日陰が一番適している様に思います。)
  • 花色:赤・白・黄色

注意すべき病害虫

主な病害虫
  • アオムシ
  • アブラムシ
  • ヨトウムシ

栽培していてもほとんど病気はありません。

開花期後半の5月中旬以降になるとアオムシ、アブラムシが付きやすいです。

薬剤で害虫に対応する場合にはベニカXネクストスプレーがおすすめです。還元澱粉糖化物・クロチアニジン・ピリダリル・ペルメトリン・マンデストロビンの5種の薬剤が混合されているので、1本でガーデニングの病害虫に広く効果が期待できるので使用しています。

タイツリソウの育て方

タイツリソウ
2021年3月10日タイツリソウの芽が出てきました。
タイツリソウ
2021年4月7日今年も綺麗に咲き始めました。

最近は道の駅やホームセンターで時々見かける様になりましたが、まだメジャーな植物では無いかもしれません。

タイツリソウの育て方
  • 庭や鉢に植付け

    2月~3月に購入した苗を6号鉢(直径18cm)に1株位植え付けます。

    庭に植える場合は半日蔭や明るい日陰に植えます。

    • のき下など雨が当たらない場所で育てる場合は通常の園芸の土で大丈夫ですが、雨にさらされる場所の場合は、園芸の土に鹿沼土を2割ほど混ぜて水はけを良くした方が良いと思います。
    • 肥料は6号鉢で住友化学園芸 肥料 マイガーデン粒状肥料を20g混ぜ込んでください。マイガーデンであれば固形肥料は1年に1回で大丈夫です。(植付け時又は2月~3月)
    • 庭植の場合はマイガーデンを1㎡あたり240g使います。
  • 水やり

    土の表面が乾き始めたら十分に水をあげます。

  • 追肥

    特にあげなくても大丈夫です。

  • その他の管理
    花摘み

    タイツリソウは開花した花は1週間持つかどうかです。開花したら思い切って生け花にするのも良いと思います。また次の花が咲きやすくなります。

    剪定

    剪定はわかりやすいです。花はしぼんできます。茎や葉は黄色くなって水気が減って弱くなります。そうなった場所から剪定します。

    株分け

    根が結構育つので鉢植えの場合は10月~11月の休眠期に株分けします。ごぼうの様な根を傷つけなければざっくり2つに割っても大丈夫です。細かく割りすぎると来年は葉だけで花が咲かない可能性があります。

肥料マイガーデンは

  • 約1年間効果が続く
  • 肥料焼けしない
  • 土の活力源:腐植酸+有機質入り
  • 肥料の匂いが無い
  • 元肥にも追肥にも使える

といった特徴があり自宅での小さい家庭菜園やガーデニングで気に入って使っています。


有名なタイツリソウ2種類です。

一番一般的なタイツリソウだと思います。ピンクの花が可愛らしいですよね。


白色のタイツリソウです。時々ホームセンターで見かけます。

半日蔭から日陰であれば年に1度の追肥と乾きすぎないように水をあげるだけなのでとても簡単に栽培できます。是非一度育ててみてくださいね。

今日もありがとうございました。

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