肥料の知識。プロフェッショナルハイポネックスは高性能低コストの液体肥料

ハイポネックス 肥料の知識

こんにちは ねこの静六です。

今日は私が今とても気に入って使用している液体肥料「プロフェッショナルハイポネックス」について書きたいと思います。

私の液体肥料との出会いはガーデニングでのバラの栽培がきっかけです。

2017年の夏、あまりの暑さに強健なバラが夏バテで弱ってしまいました。

夏バテしたバラは根から肥料や水分をあまり吸収できない状態でした。

なんとかバラを復活させたいと思い、色々書籍を調べ、液体肥料を葉面散布するという方法を知りました。

すぐに液体肥料を購入し、土への水やりはほどほどに葉面散布を続けたところ、なんとか復活してくれました。それ以来、液体肥料についてより勉強して色々と試してきました。

そして現在の所一番気に入って使っている液体肥料が「プロフェッショナルハイポネックス」です。

では液体肥料のメリットと共に「プロフェッショナルハイポネックス」の魅力を紹介したいと思います。

バラ
2021年3月5日のトロピカルシャーベットです。復活して以降、綺麗に咲いてくれています。

液体肥料を使用するメリットは?

液体肥料には以下の様なメリットを私は実感しています。

  • 固形肥料よりも効果が早い
  • 効果が速効かつ短期間なので植物の成長を見ながら、自由度の高いこだわった施肥が行える
  • 冬場の固形肥料が土壌に溶解しにくい時期でも液体肥料であれば吸収しやすい
  • 夏場の暑さで根に元気が無く、土壌からの栄養の吸収が悪い時には葉面散布で肥料を吸収させる事も出来る

液体肥料の形態は主に3種類

液体肥料の形態は主に以下の3種類のタイプのものが販売されています。

  • 原液で使用するもの
  • 濃縮液を希釈して使用するもの
  • 粉末を溶解して使用するもの

粉末を溶解してしようするタイプの液体肥料が一番低コストで済む傾向があります。

プロフェッショナルハイポネックスは高品質でコスパも最高!

プロフェッショナルハイポネックスは高純度水溶性粉末液肥です。粉末状の肥料を水に溶かして使用します。

真冬でも溶け残りが無い位よく溶けてくれます。

プロフェッショナル ハイポネックスのココが凄い!

窒素(N)・リン(P)・カリ(K)はもちろん、その他にも苦土やマンガン、ホウ素、その他微量要素も含んでいます。複数の微量要素まで含んだ液体肥料は他になかなか無いように思います。

プロフェッショナル ハイポネックスは窒素(N)リン(P)カリ(K)の比率違いで以下の様な3種類の製品が販売されています。

プロフェッショナルハイポネックス(N:P:K=20:20:20)

窒素全量水溶性
リン酸
水溶性
カリ
水溶性
苦土
水溶性
マンガン
水溶性
ホウ素
モリブデン亜鉛カルシウム
2020200.080.0030.01
プロフェッショナルハイポネックスの成分(%)

こちらの製品はN:P:Kが均等に含まれています。全生育期間を通じて、生育促進、株の充実に効果があります。こちらの製品には微量要素のカルシウムは含まれていません。

私はこのN:K:P=20:20:20の製品を現在使用しています。カルシウムを含んでいないので、カルシウム成分を葉面散布したい場合には苦土石灰の上澄み液を葉面散布してカルシウムの液肥として使用しています。

プロフェッショナルハイポネックス(N:P:K=15:30:15)

窒素全量水溶性
リン酸
水溶性
カリ
水溶性
苦土
水溶性
マンガン
水溶性
ホウ素
モリブデン亜鉛カルシウム
1530150.20.050.005
プロフェッショナルハイポネックスの成分(%)

こちらの製品はN:P:Kが15:30:15の割合で含まれています。リン酸を多く含み、根の伸張を促進。着花、結実促進にも使える。こちらの製品には微量要素のカルシウムも含まれています。

私の個人的な考えですが、土壌中でのリン酸の利用効率は窒素やカリと比べると悪いので、リン酸が多い液体肥料を使って葉面散布や土壌散布する事は案外肥料のバランスがとれるかもしれません。

 プロフェッショナルハイポネックス(N:P:K=10:30:20)

窒素全量水溶性
リン酸
水溶性
カリ
水溶性
苦土
水溶性
マンガン
水溶性
ホウ素
モリブデン亜鉛カルシウム
1030200.30.00050.02
プロフェッショナルハイポネックスの成分(%)

こちらの製品はN:P:Kが10:30:20の割合で含まれています。リン酸とカリを多く含むタイプで、花芽分化、開花促進、花色向上に特に生育の中期から後期(生殖成長期)の施用が効果的です。こちらの製品には微量要素のカルシウムも含まれています。

私の個人的な考えですがつるボケや葉が軟らかくなりすぎたりといった窒素過多に対応したい場合の選択肢と考えています。

1袋2Kgを2000倍希釈で使用すると4000㍑分の液体肥料が作れる!

プロフェッショナルハイポネックスの価格は1袋2㎏で3500円前後で販売されています。3500円と聞けば結構高いと思ってしまいそうですが、私が普段の施肥に使っている2000倍希釈であれば1袋2Kgで4000㍑も液体肥料が作成できます。そう考えるとコストもそれほど高くないと思っています。今はこの液体肥料が一番良いと思って使っていますがまた新たな発見があればブログで紹介したいと思います。

過去にプロフェッショナルハイポネックスを使用して固形肥料と比較実験した記事を紹介しています。もし興味がありましたら覗いてみてくださいね。

今日もありがとうございました。

肥料の知識
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