こんにちは ねこの静六です。
2021年5月14日に栽培モニター用のシシリアンルージュハイギャバトマトの苗をいただいてから一ヵ月以上が経ちました。
前回は2021年6月4日までのトマト苗の一番花の開花・わき芽取り過程を記事に書かせていただきました。
今回はその後の一番花の結実、追肥、6月末までに行った管理過程を記事に書きたいと思います。
栽培が進むにつれ、その都度記事を書いていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
6月4日。一番花が結実したのでわき芽取りを行う。
2021年6月4日行った事
- 一番花に実が出来てきたのでわき芽取りを行いました。一本仕立てにするため一番花のすぐ下のわき芽の除去
- 液体肥料のプロモートR(発根と光合成を促す資材)、PSダッシュMEネオ(光合成と養分流転を促す資材)、微量要素の宝船(不足しがちな微量要素を補う資材)を6月4日と6月11日に施肥
6月18日。実がどんどん立派になっています。追肥を行いました。
以下の栽培マニュアルの通り追肥を行いました。
2021年6月18日行った事
- 一株当たり化成肥料(8:8:8)10gと苦土石灰15gを株元から20cm程離して追肥
- 液体肥料のプロモートR(発根と光合成を促す資材)、PSダッシュMEネオ(光合成と養分流転を促す資材)、微量要素の宝船(不足しがちな微量要素を補う資材)を葉面・土壌散布
- 色んな所から伸びるわき芽取り。
- 株元の風通しを良くするために一番花に付いた実より下の葉を取り除く。
6月18日に苦土石灰(カルシウム補給目的)を施肥した際に、1株あたり大小合わせて50個位の実が出来てきていました。成長がとても早く、苦土石灰が効くまでにカルシウム不足にならないか不安になりました。
6月20日。卵の殻を使った自作のカルシウムスプレーを作り、散布しました。
想像以上の成長の早さなので、葉面・実に散布するカルシウムスプレーを自作して使用しました。
卵の殻2個にクエン酸5㌘位と水60cc入れて一日放置。翌日、紙のコーヒーフィルターなどで濾過。ろ過した液のph6~7だったら完成。phが低すぎる場合は卵の殻を追加投入してまた一日放置。それを200倍希釈して葉面、茎、果実に散布。
卵の殻の主成分である炭酸カルシウムをクエン酸と反応させてイオン化させる事でカルシウムの吸収・利用効率を高めるのが目的です。カルシウムの植物体への散布は植物体を強固にし、病害虫に対する抵抗も期待できるので私は色んな植物に使っています。
このカルシウムスプレーはあくまでも私の自己流方法なので、シシリアンルージュの栽培マニュアルとは関係ありません。
Instagramの3枚目の所に卵の殻をクエン酸で溶かしている様子を載せています。
トマトの尾腐れ予防はきちんとした製品として住友化学園芸さんからカルシウムのスプレー剤が販売されています。自己流の方法で作るよりコストはかかりますが、一流メーカーさんのきちんとした製品は安心感があるのでこちらを買って対応しても良いかもしれません。
リンク
6月26日。梅雨で天気が悪い日が多くてもどんどん成長しています。
2021年6月26日行った事
- 液体肥料のプロモートR(発根と光合成を促す資材)、PSダッシュMEネオ(光合成と養分流転を促す資材)、微量要素の宝船(不足しがちな微量要素を補う資材)を葉面・土壌散布散布
- 自作のカルシウムスプレーを葉面・茎・果実に散布
ここまで栽培していて感じた事
今回シシリアンルージュハイギャバトマトのマニュアル通りに育てていますが、一般的なトマト栽培方法よりも窒素肥料は少なめだと思います。窒素が多すぎない事が病害虫になりにくくしてくれている様に感じています。
シシリアンルージュハイギャバトマトは省力化&低コストのソバージュ栽培が出来るトマトです。
ソバージュ栽培について興味がある方は以下の公式HPを是非見てみてください。低コストで高収益を目指す、トマトの新しい栽培方法として詳しく記載されています。
今後も栽培の過程をブログに書きたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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