こんにちは ねこの静六です。
2021年5月14日に栽培モニター用のシシリアンルージュハイギャバトマトの苗をいただいてから約2ヶ月になります。
前回は2021年6月26日までのトマト苗の様子や日々の手入れを紹介させていただきました。
今回はその後の栽培過程で発生した病害虫に対する対策と収穫、調理について紹介したいと思います。
収穫したシシリアンルージュハイギャバトマトとても美味しいですよ!
7月4日。本格的な梅雨で晴れる日がほとんど無し。それでもトマトは確実に成長中
今年は梅雨が長く、雨の日ばかりが続きます。成長は少しゆっくりになっています。雨の日は出来るだけ作業は少なくし、つかの間の雨上がりや晴れ間を狙って追肥や手入れを行いました。
7月10日。尾腐れ病、オオタバコガの被害に遭ったトマトを発見
2021年の梅雨は台風の様な雨風でまともに晴れる日がありません。7月10日は久々の晴れ間のある日になりました。シシリアンルージュハイギャバトマトの苗を確認すると、尾腐れ病の症状とオオタバコガの被害に遭った果実を発見しました。
尾腐れ病(尾腐れ症)はカルシウムの不足によって起こる生理障害で、果実のお尻が腐った様に黒くなります。
4株合わせて小さな果実4つに尾腐れ病の症状が出ていました。
6月18日には苦土石灰を土壌追肥、6月20日、26日には卵の殻から作った自作のカルシウムスプレーを散布し、カルシウム補給をしていましたが、その後も雨天が続き、光合成が進まない事と雨量の多さが相まって、カルシウムが十分に吸収できなかった事が考えられます。
2021年7月10日にはタバコガの幼虫も発見しました。
タバコガはナス科の植物に発生しやすい害虫です。私はオクラやイチゴでも被害に遭った事があります。タバコガは一回に500個位の卵産み付けるそうなので、被害を見つけたら早めに対処しないと大発生してしまいます。丁寧に苗を確認した所、タバコガの被害は果実3つだけでした。
尾腐れ病、タバコガの被害共に初期で発見できたので良かったです。2021年7月10日は以下の様な対処をしました。
多少の害虫被害に遭いながらも綺麗なトマトが収穫できるようになりました。
シシリアンルージュハイギャバトマトを食べてみた!
まず、シシリアンルージュハイギャバトマトを生食しました。
次にシシリアンルージュハイギャバトマトの皮を剥いて、塩麹漬けにして食べてみました。
作り方はとても簡単で以下の様な手順で作りました。
- トマトのお尻に浅く十字の切れ込みを入れる。
- 沸騰したお湯にトマトを5秒間入れる
- 冷水でトマトを冷やす
- 最初に十字の切れ込みを入れた部分から皮をむく
- トマト10個に対して小さじ2杯程度の塩こうじを加えて2時間ほど放置する。
塩味を入れてあげるとうま味がとても引き立ちよりトマトが美味しくなりました。
シシリアンルージュハイギャバトマトを使ってピザも焼いてみました。
トマトソースにもトッピングにもシシリアンルージュハイギャバトマトを使いました。火が入るとトマトのうま味がとても強くなり美味しかったです。
参考にしたトマトソースの作り方のリンク先です。沢山のトマトレシピがあるので色々チャレンジしてみようと思っています。
シシリアンルージュハイギャバトマトは省力化&低コストのソバージュ栽培が出来るトマトです。
ソバージュ栽培について興味がある方は以下の公式HPを是非見てみてください。低コストで高収益を目指す、トマトの新しい栽培方法として詳しく記載されています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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