こんにちは ねこの静六です
今日はデジタル庁関連で私が投資している銘柄アンリツ(9754)について書きたいと思います。5G関連の本命の一つですが、2020年からの日本政府による携帯電話料金の引き下げ要請やコロナショックによって5G導入やIT化の進捗が遅れ生じていて現在株価はかなり安くなってきています。
2021年9月から始まるデジタル庁や日本全体にDX化の流れが出来つつある現在、今後ータセンター関連、5G関連、セキュリティー関連銘柄は大きな恩恵を受ける事が期待できます。
アンリツは老舗の最先端企業
アンリツは通信系計測器の有力企業と四季報などには書いてますが、いまいちイメージわかないですよね?
アンリツは創業120年以上の歴史のある会社で
- 世界に先駆け無線電話機を実用化
- 国産第一号のラジオ受信機を作成
- 日本で最初に設置された街頭公衆電話機
など日本初や世界初の発明といったレベルの高い研究開発を行い、現在も最先端で世界の通信技術の発展に貢献している会社です。
現在のアンリツはネットワーク社会の進化・発展と食の安全・安心に貢献する事業がメイン
T&M: Test & Measurement テストと測定
PQA : Products Quality Assurance 品質の保証
の2つがメイン事業になっています
アンリツのT&M技術はネットワークの品質を維持・向上させるのに不可欠
自動運転、自動農業管理、河川の氾濫の監視など高速通信を使ったIT化が加速してく中で、今後通信データ量は今までとは比べ物にならない位膨大となります。その通信ネットワークに繋がらない、途切れるといった問題が発生する事はサービス・安全性にとって致命傷となります。
アンリツはその通信ネットワークの問題点を見える化し、故障・保守・建設に貢献する測定技術を有し3G、4Gにおけるリーダーとしての地位を確立してきた会社で、5Gネットワークについても設計、検証、品質保守に大きく貢献できる会社です。
プロダクツ・クオリティ・アシュアランス事業(PQA)では食品・医薬品の安全に貢献している
アンリツでは金属検査機やX線検査機、重量選別機など異物や検査品の形状不良や数量不足の高精度の検査が出来る技術も持っています。
最近医薬品への髪の毛の混入などで医薬品メーカーの自主回収になるケースが増えています。もっとこういった検査機器を導入させて自主回収が無いように対応してもらいたいです。
アンリツの主な財務状況
主な決算内容を載せて見ましてた。
2021年3月期の売上高、営業利益
営業利益率は連結で19%です。十分余裕があるので大概の不況場面も乗り切れる営業体質だと思います。
2021年3月期配当
右肩上がりの増配ではありませんが増配傾向は続いています。配当が増配傾向であることは事業が安定して伸びている事が予想できます。
- 自己資本比率 74.8% (2021年3月期)
- ROE15.8%(2021年3月期)
- ROA11.4%(2021年3月期)
- PER17.12 PBR2.54 (2021年7月10日)
- 配当利回り2% (2021年7月10日)
昨年は20を余裕で超えていたPERは現在かなり下がってきています。配当利回りは株価が下がっている影響もあって2%と程度と十分に購入してみたい水準です。超高速通信時代における通信インフラの保守、設置に関する検査需要の市場規模を想像すればとても割安だと私はアンリツの株を買い続けています。
デジタル化社会の恩恵を受ける銘柄への投資は大きなリターンの可能性もあって面白い
今回はアンリツについて書いてみました。今後も成長が期待できるDX関連銘柄を取り上げたいと思います。DX関連の成長企業への投資は大きなリターンを得られる可能性もあるので楽しいです。現在アンリツの株価は20万円前後で購入できます。1000円分から購入できるPayPay証券株式会社や1株から株式を購入できる単元未満株投資から始めても良いと思います。
ちなみに私のおすすめはマネックス証券です。2021年7月5日(月)単元未満株の買付手数料が無料になりました!私は今まで単元未満株を購入時の手数料が気になってなかなか購入できませんでしたが今後は気にせず単元未満株を購入できそうです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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