米株投資。アメリカ大統領選挙後に備えた投資対象の選定。ハイテク株以外ではP&G、CATに注目。

趣味の個別銘柄投資

こんにちは ねこの静六です。

今日はアメリカ大統領選挙後を見据えたアメリカ個別株について書きたいと思います。

アメリカ大統領選挙まであと2週間程度になりました。

  • コロナに対する一連の対応
  • ワクチン開発の遅れ
  • 郵便投票の導入(普段あまり投票に積極的でない有権者も簡単に投票できるため)
  • 白人至上主義

といった部分が取りざたされ、共和党(トランプ氏)よりも民主党(バイデン氏)の方がリードしている予測になっています。しかし民主党のバイデン氏に対しても

  • バイデンで中国と戦えるのか?
  • トランプ氏の様にエネルギーが無い
  • バイデンの息子の利益相反問題が取りざたされた
  • 法人税が高くなる

といった部分でネガティブ要因もあり、まだどちらが勝つかなんとも言えないような状況です。

選挙後からはgoogleに対する訴訟に始まった、GAFAに対する独占禁止に関する問題がより強調されてくると思われます。

  • GAFAは解体されるのか?
  • ハイテク株はいつまで伸びるのか?
  • 環境問題に取り組む姿勢の民主党が勝った場合に備えてクリーンエネルギー関連株に投資した方が良いのか?

といった、新しい投資対象へも注目が集まってきていますが、実の所まだどうなるかわかりませんよね?

そこで今回は私が投資するどちらが勝っても株価に影響が出にくく、かつ今後も成長を続けると考えている2銘柄について紹介したいと思います。

アメリカ株の王者の一つP&G、ティッカーシンボル(PG)

王道中の王道を書いてしまいましたが10月20日に予想収益の上方修正の発表がありました。

TradingView提供のP&Gのチャート

P&Gの株価は今年に入ってからも14%伸びており、ハイテク株には劣りますが、安定して上昇を続けています。

  • コロナ感染拡大に伴う洗濯洗剤、家庭用掃除製品の売れ行きの増加(クレンジング製品の売り上げは30%増加と発表あり)
  • 2021年7月に自社株買いを行う事を発表
  • オンライン販売にも対応出来ている事また、オンライン販売に適した商品である事(流通での品質悪化が基本的に無い商品)

といった部分も、コロナ禍でも十分収益が出ている要因になっています。

また私たちの日常生活でも変わった事ですが、消毒用アルコールがもう当たり前になってしまい、今後無くなる事が考えにくい様に、目に見えない感染に対するブランド化された消費財の需要は中々減らないと考える事も私が投資する理由です。

キャタピラー社、ティッカーシンボル(CAT)

キャタピラー社は世界シェア1番の重機メーカーです。資本財セクター全体で言えば低迷している中株価はとても健闘しています。

TradingView提供のCATのチャート

2018年に付けた高値まで株価が回復しています。ここからさらに伸びればさらに上がっていきそうですね。

私は以前DXに対応する企業の記事の所でも書いたのですが、日本株の小松製作所が好きで理由が

  • 自動運転技術で重機メーカーでは先を行っている。自動運転だけで工事現場を管理出来るようになってきている。
  • IT技術の開発にて世界中の小松の重機の場所・稼働率などを把握できる。
  • 重機の稼働率の情報がインフラ整備の積極度などの有益な情報にもなっている。

といった、先進的な取り組みをどんどん進めている為です。このこと自体知ったのはもう2年以上前の事です。

キャタピラー社は2017年に経営不振に陥りそこからは自動運転・遠隔操作技術などの開発に着手するようになっています。

ロイターの記事に載っていましたが、新型コロナの危機は自動運転分野に追い風となっていて、キャタピラー社の自動運転・遠隔操作技術を搭載した重機の新規購入も進んでいます。

また小松の遠隔操作技術は小松製の重機でしか現在使用できないが、キャタピラーのシステムは異なるブランドの建設機械に後付け出来るそうで、その点はかなり優位に働きそうに思えます。

ブランド化された重機メーカーに最新のハイテク技術を搭載すれば、かなり強そうですね。今後の低迷している資本財セクターならキャタピラーが私は投資対象にしています。

今日もありがとうございました。

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