こんにちは ねこの静六です。
今日は今人気のECサイト関連銘柄の日本株BASEとアメリカ株SquareとShopifyについて書きたいと思います。
BASEの主な事業は?
昨年東証マザーズでBASEがIPOしました。BASEの事業の特徴は主に
- 誰でもネットショップを開設できる
- オンライン決済のサービスを手掛けている
- プログラミングのコードがあまりわからなくても導入出来る
- 導入までの初期費用がかからない
- BASEでECサイトを作成した会社が「orosy」という機能に登録すると卸売価格を設定し、自社の商品を事業者(店舗)向けに販売できる。店舗への掛金は「orosy」が100%保証。また、自社の製品を実店舗を持つ他社で委託販売してもらえるサービスもある。
といった事があげられ、一気に個人や中小事業者の方に受け入れられネットショップ開設実績がどんどん増えています。それに伴い株価も簡単には買えない基準にまで上昇しました。
こういったECサイト事業はオンライン上にアイデアを仕込んだ箱を提供するだけで良いので、研究開発費はかなりかかりますがその他のコストは低く、ストック型利益率の高い商売になります。経済圏(ワイドモート)を構築する事で他社へのECサイトの乗り換を防ぐ役割が期待できそうです。
2020年10月30日時点でBASEの株は
- 株価11240円(100株購入に112万4000円)
- PER:759.45
- PBR:62.69
と大きな成長を見込んだ株価になっています。これから投資する方にとっては単元未満株(1株からの購入)でないと手を出しにくい水準まで上がってしまっています。
SquareとShopifyはどんなサービスを提供?
このBASEと同じような事業を提供しているアメリカ企業として今SquareとShopifyが日本でも有名になってきています。
どちらも先ほどBASEの事業の特徴で挙げた
- 誰でもネットショップを開設できる
- オンライン決済のサービスを手掛けている
- プログラミングのコードがあまりわからなくても導入出来る
- 導入までの初期費用がかからない
という条件は十分に満たしています。
BASEの「orosy」の機能に関しては現在は他社に無いサービスです。ただしorosyの機能は現状手数料が高く感じます。実店舗を持つ他社での委託販売の場合は売り上げの40%が実店舗を持つ他社と「oroxy」への手数料になるため、利益を出すというよりは製品の宣伝用途に思えます。
次に通常の一般顧客向けのECサイトを運営する上での手数料の比較を見てみます。
上記の表を簡単に説明すると現状では
- 決済方法はBASEとShopifyが選択肢が多い
- 商品が売れた際の手数料はSquareが一番安い、ShopifyもプランによってはSquareと同等
といった特徴が見えそうです。
Squareの魅力
ここでは私が感じるSquareの魅力を書きたいと思います。Squareは日本では実店舗のある会社用の決済システムが先に日本に浸透してきているので、自社の実店舗とオンライン店舗での管理の相性はかなり良いです。また、Squareは例えば、ヨガやサロンの予約などECサイトをわざわざ立ち上げるほどでは無いがSNSで今まで宣伝していた方にとって、SNSにSquareの決済リンクを付ける事ができるサービスもリリースしました。SNSで宣伝した商品を他のwebサイトに移って会計を行わなくても直接会計に導けるようになっています。
商品を宣伝したSNSの投稿そのもので商品の販売店舗として活用できます!
SquareとShopifyの株価は?
Squareの株価は物凄く上がっていますがまだ170ドル程度で購入できる事また前期から黒字転化している事が私は投資しやすいと感じています。
Shopifyは977ドルなので10万円程度の資金が必要な事、また、まだ黒字転化していない点が少し気になりますが今後も成長は大きく期待できます。
BASE、Square、Shopifyと新たなハイテク株+金融が融合した会社が力を付け出しています。ただしマネがしやすい商売だとも思えます。一度入ったら出にくい囲い込みを確立した企業が勝ち残りそうですね。投資の何か参考になれば幸いです。
投資は自己責任でおねがいします。
今日もありがとうございました。
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