こんにちは ねこの静六です
今日は貸株サービスについて書きたいと思います。貸株を利用すれば1日単位で利息をもらう事ができます。また貸している事を気にせず売買も出来ますので是非利用したいサービスです。今回は楽天証券の貸株サービスにそって書いていきます。
楽天証券の貸株サービスでは高い利息がもらえる銘柄も多い
貸株サービスは自身が保有している株を証券会社に貸出すことで、銘柄や数量に応じて金利がもらえるサービスです。
証券会社は信用取引をしている投資家が空売りをする際に株式の貸し出しを行います。その貸し出す株を貸株サービスにて調達しています。
楽天証券の貸株の金利➡https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/lending/rate.html
自分の所有する株式を検索してみると面白いですよ。
ちなみに私が所有している株式の一つテンポイノベーションを検索すると現在年利2.25%の貸株金利が付きます!他にも1%以上の金利が付く銘柄が沢山あります。
証券会社から受け取れる金利はFXの所得と同様に雑所得になります。
楽天証券の貸株サービスは3つのコースがある
- 金利優先貸株を継続し、できるだけ多くの貸株金利を受け取りたい方
- 株主優待優先貸株しながら優待も欲しい方
- 株主優待・予想有配優先貸株しながら優待も配当金も欲しい方
楽天証券には株主優待の情報の確認については以下の様に説明が書かれています。
- 株主優待の情報は、東洋経済新報社から提供されるデータを基にしており、原則として毎月18日前後の更新となります。更新日から次回更新日までに、株主優待や配当金の情報が変更された場合、当社の貸株サービスは当該変更には対応していない。
- 一部の株主優待情報は、東洋経済新報社の判断により掲載対象外となる場合がある。
注意事項には色々な事が沢山書かれていますが
といった所が主な要点かと思います。4つ目の項目は以下に例を挙げます。
JTの株を例にして株主優待優先の貸株サービスの注意点を説明
JTの優待内容を見てみると
12月31日基準日の株主様の中から、当社株式100株(1単元)以上を、 1年以上継続保有されている株主様に対し、12月31日現在の株式保有数に応じ、以下相当額の当社グループ会社等の商品を贈呈いたします。
JTのHPより引用
「当社株式100株(1単元)以上を、1年以上継続保有」とは
2020年度(2019年12月31日基準日)の株主優待を例とした場合、同一株主番号で2018年12月31日、2019年3月31日、6月30日、9月30日及び12月31日現在の当社株主名簿に記載または記録されており、そのすべての時点での保有株式数が100株(1単元)以上であることが条件となります。
JTのHPより引用
上記の様にJTでは1年以上100株を保有している事を確認するために確認日を5回設けています。12月31日は権利確定日なので、株主優待を優先した貸株サービスを設定すれば自動的に返却されますが、3月31日、6月30日、9月30日に関しては自動的には返却されない為、優待をもらうためには自身で返却の設定を行い、確認する日が過ぎれば再度貸し出しの設定を行う必要があります。
忘れてしまうと株主優待優先の設定をしていてもを受け取れない事になってしまいます。
ですので貸株を行う際には優待条件や配当条件を確認した上でサービスを利用する必要があります。
楽天証券の貸株サービスの設定はとても簡単!
貸株サービスはここまで読んでみると面倒だなと思うかもしれませんが、設定や操作はとても簡単ですし金利は結構大きいです!
また、株主優待が無い株であれば自分で返却の指示を出す必要も無いので特に簡単に出来ます。
以下は私が現在貸株を行っている銘柄の一つテンポイノベーションの貸株の画面です。
テンポイノベーションの貸株金利は12/1現在2.25%です。12/7~も2.25%の予定です。今回は変わらない様ですが、金利は毎週見直しが行われます。
テンポイノベーションの株価が12/1現在100株で86400円で取得できます。100株貸し出すと1日あたり5.21円の利息が付きます。利息は翌月第2営業日に雑所得としてまとめてもらえます。
変更の所を押すと以下の画面が出てきます。
この画面で貸し出す株数と貸株のコースを設定します。この画面では「全貸」で「優待・有配優先」の設定になっています。未貸に設定すると貸していた株は返却手続きされます。300株の内100株だけ貸したり返却したりといった事も出来ます。
基本的には設定はこれだけで出来ます。楽天証券は操作がわかりやすいのがとても良いと思います。AUカブドットコム証券でも貸株を行いましたが正直どの画面で取引を行うのかいつも迷ってしまいます。
ちなみに貸し出している株式を売却したくなった場合は通常の取引で行っている発注で売却するだけでOKです。
まずは貸株を始めてみよう!
最後に貸株サービスのリスクについてです。当然金利を得られるサービスなのでそれなりにリスクは伴いますが、一番大きなリスクは証券会社(今回の場合は楽天証券)が倒産した際には私が貸し出している株が返ってこない可能性があるという事です。
しかし、実際に証券会社が倒産する確率はどれくらいあるでしょうか?
貸株は株の売買のような感覚で貸したり返却してもらったりできるので、試しにサービスを利用してみるのも良いと思います!配当+優待+貸株金利がもらえればかなり得ですよね。
貸株サービスを行う際には再度証券会社の説明をきちんと確認して行ってください。証券会社ごとにもサービスや金利が異なりますので。
サービスを理解して利用するだけでお得になれる事が沢山あります。是非積極的に情報を取りに行って活用したいですね。
今日もありがとうございました。
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