こんにちは ねこの静六です。
今日は前回の「薬剤師向け 居宅療養管理指導マニュアル① 依頼が来た時」の続きで居宅療養管理指導依頼を応需するために準備している事について書きます。
依頼を応需すると判断した際には応需に向けた準備が必要です。その準備に使用しているのが下記のチェックシートです。
在宅訪問・居宅療養管理指導 導入チェックシートを埋めていく
在宅訪問・居宅療養管理指導を行う際に、必要な情報をチェックシートにそって集めます。
その際に少なくとも、医師・本人・ご家族の了承は先にとっています。この3名の了承が無ければせっかく情報を集めてもサービスの提供が出来ない可能性があるためです。
医師に関しては、在宅訪問・居宅療養管理指導の依頼が薬局にあったため、今後契約を結びサービスを提供できる状態となった際に、通院困難な患者として薬局にご指示いただけるか?という事を確認しています。
交通費については距離あたりの料金表を作成しています。
薬の作成方法はPTPシートのままや、一包化などの薬局の標準作成方法のサンプルを用意しています。その他ケースによってはお薬カレンダーを購入していただいたりもします。
以上が初回在宅訪問・居宅療養管理指導を行うまでに行っている準備です。
患者さん・ケアマネ・医師など色々な所から薬局に在宅訪問・居宅療養管理指導の依頼が入ってくるためややこしくなりがちですが、最低限集めなければいけない情報をリストアップする事で、情報のもれなく契約まで至る事が出来ると思います。
在宅をするなら患者宅でも簡易に会計出来るAirレジ、Airペイはおすすめ
前回も書きましたが、今後在宅をしっかりと取り組む予定の薬局さんはお会計方法の幅と、簡易に出来る方法を準備しておく事をお勧めします。私の薬局でもAirレジ、Airペイを導入してから患者宅でカードやPayPayでの決済が出来たりと、現金の準備が必要無かったり、未収になる事が無いのでものすごく助かっています。
Airレジ・Airペイの導入で在宅や店舗での決済がかなり楽になりお客様の満足度も向上したの記事にAirレジ、Airペイについては書きましたので、もしよかったら覗いてあげてください。
私はこの書籍の古いバージョンのものを読んだり、困った時に調べながら、在宅・居宅療養管理指導を勉強しました。第3版からは地域包括ケアシステムについても解説が書かれていました。
私は在宅・地域連携に介入しだして以降、多職種の方からの在宅の依頼が多すぎて、自分の薬局だけで受けきれず残念な気持ちになる事があります。在宅を始めてくれる薬局がもっと増え、世の中の在宅依頼への需要に応えることで、調剤薬局の薬剤師として地域貢献したいと思い私の実経験をブログに書かせていただいています。少しでも皆様の現場のお役に立てれば幸いです。
今日もありがとうございました。
コメント