経営のヒント。「医療機関･薬局等の感染拡大防止等の支援」の予算案が2020年12月15日閣議決定。補助金をもらって今こそ薬局改革を！

こんにちは　ねこの静六です。

今日は昨年12月15日に閣議決定した令和2年度第三次補正予算案の中の一つ「医療機関･薬局等の感染拡大防止等の支援」について書きたいと思います。

簡単に書いてしまうと前回第二次補正予算の｢医療機関･薬局等における感染拡大防止等支援事業｣では申請すれば上限70万円の補助金が交付されましたが、今回はそれとは別に申請すると20万円の補助金が交付されるという内容です。

第二次補正予算の｢医療機関･薬局等における感染拡大防止等支援事業｣

こちらの支援事業は令和2年4月1日から令和3年3月31日までに感染拡大を防ぐための取組に対してかかる費用を保険薬局の場合上限70万円として補助してもらえる制度です。

申請していない薬局は無いと思いますがもし申請がまだの場合は早めに申請した方が良いと思います。

昨年の場合

この2つの支援事業と補助金制度を利用すれば中小薬局でもある程度充実したオンライン服薬指導やコロナ感染対策などが出来たと思います。IT導入補助金は2021年度についてはまだ行われるかわかりません。行われる場合には是非利用したい制度です。➡IT補助金2020

対象経費は令和2年12月15日から令和3年3月31日までにかかる感染拡大防止対策や診療体制確保等に要する費用と定義されていますが、「感染拡大防止対策に要する費用に限られず」と書かれている部分が前回との違いになっています。前回よりも経費として申請できる範囲が広がる印象です。

こちらの制度についてはまだ申請方法が発表されていません。第二次補正予算の｢医療機関･薬局等における感染拡大防止等支援事業｣は都道府県知事への申請でしたが、今回は国からの直接執行と書かれています。申請方法は変わりそうです。

調剤薬局にとっては4010対応、オンライン服薬指導、患者フォロー等の効率の悪い業務が続く大変な時期が続いています。補助金を上手く利用して業務の効率化改革を絶好のチャンスだと思います。

今日もありがとうございました。